修繕計画
各部位の耐用年数に合わせた計画的な修繕が必要です。
鉄筋・鉄骨とコンクリートで建てられている建物も、年数の経過に伴い外装・設備等の老朽化が発生します。特に集合住宅はより永く、快適に暮らす為の空間です。建物の老朽化や劣化は、住み心地にも直接的な影響を及ぼし、さらに資産価値の低下にも繋がります。こうした状況を未然に防ぐ為にも、日常管理の積み重ねによるデータの分析と、建物各部の耐用年数に合わせた計画的な修繕計画が必要です。
集合住宅中長期修繕計画の目安
このような症状が現れたら改修の時期にきています。
どんな建物でも、時間の経過とともに劣化をします。ではどの部位がどれくらいの時間でどの様に劣化するのかご存知でしょうか。
適切な改修時期を選択することは、建物の寿命を延ばすと同時に、資産価値の向上にもつながります。
まず、皆様がお住まいの集合住宅において現状の劣化状況を点検し、長期修繕計画を立て価値のある改装・改修を実施するための準備をしましょう。
サッシ廻り
窓廻りのシーリング材が劣化し、防水機能が低下します。
屋上
屋上防水材の劣化は漏水につながります。
塗膜のチョーキング
雨水や紫外線の影響で塗膜が粉化し、保護機能の著しい低下が見られます。
外壁下地の劣化
外壁の下地が劣化（ひび割れ・浮き等）し、雨水の浸入等の要因となります。
共用通路
床面の防水材の劣化は漏水などの原因となります。
鉄筋階段等
雨掛かりの部分は錆が早く発生します。
各種工事
リニューアル工事
時代のニーズに合わせたビル設備を具体化し、快適な空間を創出します。
最新設備の導入・ビル老朽化対策などに対応する事で、ビルの資産価値を高め、経験豊富なスタッフによる低コストかつ最適なプランでリニューアル工事を行います。
内装工事
レイアウトの変更や入居工事等、様々な要望に対応します。
テナント入居工事から現状復旧工事、レイアウト変更に伴う工事など、入居するテナントからの要望に応じてさまざまな空間を演出する各工事の設計・施工から引渡しまで、工事管理を実施します。
